ART 2018.04.13 #jabup

サルヴォ・アリブリオ 写真展「眼の塩」

シチリアについた難民の顔を撮影したサルヴォ・アリブリオの写真は汗と涙と海の塩にまみれた難民の顔に悲しみと怒りと希望、なによりその眼に生命の力強い意志と誇りと勇気を見る。

「眼の塩」 イタリア沿岸にたどり着いた難民の絶望と希望の旅

 

「難民」「移民」と言う状況は軽蔑、拒否、排除 たまには上からの憐みとして、不寛容な差別を生み出している。

 

1960~70年代にドイツやスイスに移民として働きに行ったイタリア人が大なり小なり受けた差別や拒否はすでに記憶の彼方に忘れられようとしている。

 

戦争、飢餓、貧困、迫害のために国や故郷、家族から離れざるをえず、命がけで、たどり着いた未知の土地。それまでの困難な道のり。敵対する国を通るときには、奴隷化、レイプなどの様々な暴力に晒され、やっと乗れた船も寒さや飢え、渇きに荒れた海の中、身動きもできない船底で、命を落とす人もたくさんいる。命からがら着いた未知の土地での不安と恐れ。希望の旅は、常に絶望の旅と背中合わせだ。

 

シチリアについた難民の顔を撮影したサルヴォ アリブリオの写真は汗と涙と海の塩にまみれた難民の顔に悲しみと怒りと希望、なによりその眼に生命の力強い意志と誇りと勇気を見る。

 

われわれは何かを忘れかけていないだろうか?

 

 

眼の塩(表)

 

 

写真展「眼の塩」
会期:5月6日(日)〜5月18日(金)10:00〜19:00 料金:無料
会場:アートスペース・ギャラリースパツィオ
住所:福岡市中央区今泉1-18-25 季離宮(中離宮2F)
お問い合わせ:イタリア会館・福岡 TEL 092-761-8570

 

写真:サルヴォ・アリブリオ
ディレクター:パオロ・ロリーカータ

 

 

 

【関連イベント・映画上映会開催】

イタリアンド映画祭(裏)

 

【関連イベント】

イタリアンド映画祭 第一弾 映画「海と大陸 TERRAFERMA」

イタリアンド映画祭 第二弾 映画「新世界 Nuovomondo」

イタリアンマンス「イタリアンド2018」公式サイト

MANUMAUGAIN

OTHER

RELATION

© Culture Style